シティポップ通学
この春から東京に住んでいる。大学は埼玉にあるけど、一人暮らしでなくとも夢の東京暮らしだ。
自分はこの街のことは全然知れていないけどとても好きで(知らないから好きなのかもしれないが)、朝車窓に映る渋谷のビル群、中目黒の桜並木等東京の街並みを見ると何だかワクワクする。自分の目的地はもっとその先(埼玉)なので電車を降りることは無いが、車窓から東京での生活等の想像を抱くことで十分、いや、至高なんじゃないかと思う。
そこには、シティポップと同じでユートピア的な幻想を見れる幸せがある。「シティポップは都会に憧れた若者が見た幻想だから都会に住んでる人間には作れない。」というのをどこかで聞いて、シティポップに幻想的な要素が内在している認識はどことなくあったので割と納得したが、これと僕の通学は都会への幻想を嗜むという点で同じである。いざリアルでそういう状況に置かれるときっと満足しないんだろうし、never enough 人間 だ。それに、今までの人生がシティポップ的な歩み方だったのでこっちの方がしっくり来るというのもある。
大学までかなり距離があり(電車＆徒歩で1.75時間程)、授業は朝9時からpm5時まで毎日ある為朝は早起きしなければいけないが、シティポップを楽しむようで頑張れそうである。(とは言っても帰る場所は東京だし、休日は東京ではあるのだが)
